行政保健師が円満退職したいと思った時に乗り切る方法

円満退職するのもいいですが、退職したい理由がそれほど深刻なものでない場合は、まずは現在の辛い状況を乗り切るように工夫してみましょう。時間が経てば、あるいは今抱えている問題が改善されれば、退職したいという気持ちがなくなるかもしれません。今回は、行政保健師の方向けの円満退職について紹介していきます。

多くの行政保健師が直面する問題の一つが、仕事にやりがいを見出せないことです。会議や関係者の連絡の取りまとめ、あるいはデータ入力や資料作成など、地味な仕事ですが、実は地域の方々の健康指導につながる大切な業務です。事務仕事は苦手…という方も、なぜその仕事をしなければいけないのか、目的を考えてみると良いでしょう。自分が行っている作業の目的を知ることは、モチベーションを維持するのに役立ちます。

自分が不得意な部署で、仕事に苦手意識を感じることもあります。たとえば、独身で子供がいないのに、母子保健担当の場合、お母さんたちに指導を行うことを難しく感じるかもしれません。乳幼児健診、赤ちゃん訪問などで、地域のお母さんたちと深く関わります。コミュニケーションスキルを磨くと、苦手意識が薄れるかもしれません。上手に話しをするよりも、相手の話しによく耳を傾けて、話やすい雰囲気を作り出すように心がける方が良いでしょう。オンとオフの切り替えをし、気持ちをリフレッシュすることも仕事を続けていくうえで重要です。帰宅したらマッサージや半身浴などでリラックスしましょう。アロマオイルや音楽で癒されるのも良いでしょう。